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『ベーシックセミナー』は文字通り基礎講座で、1997年に『劇場管理運営業務講習会』から独立させ、愛舞協加盟各社の新入社員及び一年未満の社員を対象に、近年では毎年4月に「新入社員教育」として行っています。講師陣は愛舞協内から選出し、「愛舞協の技術研修について」「技術者のマナーについて」といったことから、「実習を中心に舞台機構について」「劇場の照明機構について」「劇場の音響機構について」というカリキュラムを組んでいます。
会場は名古屋市公会堂を一日借りて、備品・機材の説明から綱場の講習、各設備及びシステムの解説まで盛り沢山の内容です。近年は三重舞協、岐阜舞協との共催で毎年50名ほどの参加者です。各社の個別研修の後に開催されるわけですが、それぞれの会社の専門分野以外の研修も受けるということで、初めて目にするものや手に触れるものが多く、緊張の中にもこれからの自分の仕事に対する意気込みが伝わってくるセミナーです。
また、このセミナーで新入社員どうしが同席することにより、後日共同受注のホールで一緒に働くようになった時に一体感が生まれるといった効果もでています。
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劇場管理運営技術者技能検定制度
ベーシックセミナー
